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ビモータ db1 6速 PHMC+DUAL その2

  • 2008-10-30 (木)

こんにちは。にしひろです

今日は前回引続きにて 「災い転じて6速だぁ~!」編をご報告いたします。
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見切りをつけたケースは再使用に不適切な為、
ドゥカティ純正 6速ミッションを使用します。
(F3・6速は砕けますから使用しないで下さい!)
強度的には前回ご紹介した100ps+の817コルサそれ以外にも、
葉山海男パンタ737SL850F1・6速仕様
製作し現在に至るまで元気に走っておりますので安心です。
しかしエンジニアを名乗る当社では、より安全策をとり純正クランクケースを    
ベースに素材密度を上げる為、焼入れなましをケース変形しない範囲で施します。

もちろんダミークランク・使用するシムの選出した上でのダミートランスミッションも製作して行う作業となります。(ダミークランク・T/Mは1回しか使用できません
施工作業時間は約2ヶ月~は頂きます。
密度を上げ膨張率を変えるのが目的の為、お時間が必要となります。

あくまで当社比ですが…
現在までの結果は、当時のドゥカティ ワークス砂型ケース以上の剛性を確保しております。 

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詳細説明・画像開示、共に非公開で申し訳ございません。
お手数ですがご来店の上ご相談ください。

ケースが無事に出来上がりケースカラーを
オーナーさまリクエストの黒色を施しました。
ベアリングは類も純正を使用しますが
新品誤差が少ない物を選出します。
ケース側スイングアーム取り付けメタルも
状況に応じてニードルベアリング化する場合が
ありますが、今回は純正同様メタルにて行きます。
分かる方にはわかりますが後々の不死鳥度合いを考え、
88~92φピストンも使用可能な様に
ケースボーリングも施します。
今回は金銭的出費を抑える意味も含めて
STDピストン/シリンダー再利用にて組上げます。

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慎重にベアリングを取り付けます。
ベアリングのはめ合い面の精度も
何度も確認しつつクランク・トランスミッション
そしてシフトフォーク取り付け位置も
小気味良く決まるようにセットアップ!
確認!確認!愛情を沢山そそぎ込み 組上げます。

ビモータ db1 / ドゥカティ 750F1
   ワンポイント アドバイス 純正編

ドゥカティ純正のシフトフォークは、
新車時より取り付け位置にバラつきが多く
OHの際は必ず取付け位置変更を推奨いたします。

経年劣化等によりシフトフォーク先端が
変磨耗している場合は交換を推奨いたします。
やもおえず再利用時は
お近くのイタリー 車プロショップにて
ご相談をお願いします。

よくあるパターンですとシフトペグがガタガタの車両を
見受けますが、そのまま乗り続けると
ケース内のシフトアームが曲がりチェンジシャフトに
負荷がかかり最悪シフトロック
(変速できない)する可能性がございます。


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安直な展開ですがケース合わせに
2時間以上は軽くかけます。
とても集中力が必要な作業で
終わると、どっと疲れがでる作業です。

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外したピストンはこんな具合でした。 
交換暦があり比較的磨耗も少ないので
このまま使用します。
もちろんリング・ピン・クリップは
新品に交換いたします。

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溶剤をペーパーに染込ませピストンTOPに
被せること5時間、カーボン落としを
ゴリゴリやる方が多いのでカーボン除去後まで
どんな状態かわかりません。
もちろんシリンダーヘッド回りも
同時進行にて行います。

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組み込まれていますがピストンTOPは下手に手が
(ゴリゴリ?)入っておらず一安心です。

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少々バルブがベタ当り気味ですが予算の都合で、
ヘッド回りは次回となりました。

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画像は前後しますがピストンのカーボン除去の間に
セルフスターターも巻き直し強化します。
おっと純正ブラシは交換しなければなりませんね!

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着々と組上げて参ります。 
画像のフライホイールはPHMC製で
とても絶妙な軽量化が施されております。
PHMCフライホイールに合わせて
ピックUPセンサーもチョットチューン仕様へ変更。 

ビモータ db1 / ドゥカティ 750F1
                ワンポイント改造編

フライホイールはあまり軽量しすぎると
公道使用では割れる事があります。
現代ではクランクと合わせて
ダイナミックバランスを取る方が
パワフルでライフも長い 良いEgに仕上がります。
余裕がありましたら
軽量フライホイール単体購入取り付けではなく
クランクと合わせたバランスを推奨いたします。

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クラッチ側は6速化に伴いクラッチインナードラムが
アルミ製へと変更となります。
もちろんスチィールからアルミへの素材変更もあり
レスポンスが飛躍的に向上します。

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やはりブログ画像では安直な展開ですが…
               シャシーさまと合体!合体!
                     (ハマちゃん風?)
新品のベルト・テンショナーベアリングを取り付けて!

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ベルトカバーを取り付けます。
今回はこの辺で次回へと続きます。
何故ご報告が短いかと申しますと…↓
画像が多すぎる為「開けない!」とか
画像が見れない」とご指摘がございましたので…
なるべく短編的とさせていただきます。

ご紹介車両はヒストリック イベントなどに使用する為に製作されております。
必ずしも節度ある仕様とかけ離れている事を前提にご覧頂きます様お願い申し上げます。
ご報告はにしひろでした。
ご覧頂き本当にありがとうございます!!

bimota db1      気合の日々は‥ 

こんばんは!なるせです!

スミマセン!!!気合の仕事により1week、
ブログが~‥
db1整備に気合入りまくりで架橋に向かって進行中!!
DSC05021.JPG
やっとここまで出来ました!
主な変更経過は、こんな具合でした。

なにしろ、db1は人気があるのですが、
まともにメンテナンスを受けた車体が少なすぎて‥
整備前の簡単な試乗で何やらピョコピョコと違和感が‥
原因究明のため、まずは定番メニューを実行しました。
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まずは、前後アクスルベアリングを交換しました。


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そしてタイヤも前後共に、
オリジナルA59X・M59Xに交換しました。

余談ですが、さすが!
手作りビモータさまディスタンスカラーが‥
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そして!ピョコピョコの確信に迫るべく抜けまくりな、
R・サスを‥
デュアル特注オーリンズに
(F1用ベースではございません)。
フロントフォークは、デュアル伝統SPL仕様に
変更しようとバラシを入れると‥

何だこりゃ‥
DSC05018.JPG
どおりで‥どこの部品かと申しますと~
M1Rのボトムボルト用Oリングです。

どーりで、ピョコピョコする訳だと納得したところで
素早く交換!
そして、M1R塩ビ素材のスラストメタルを、
8○1初期とかP○SO後期用の金属素材の
スラストメタルに変更(DB1Rと同様です)
さらにデュアルSPLスラストメタルもありますが今回は、純正後期を使用。

お客様のお好みで、ノン オリジナルですが‥
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トマゼリ製 デュアル バランス・オリジナル ハンドルバーに変更!
オリジナルハンドルバーより絞りが変わる(操作・ロングに最適)
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そしてミラーもデュアル バランス・オリジナル ミラーに変更!
(DB1のデザインをスポイルせず&よくみえーる)を取り付け。
全容は、1枚目画像をごらんください。

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さらに!養成後、
デュアル バランス オリジナル db1シートを取り付けて~完成ッス!
明日は、仮完成試乗を別カウル装着して行い、
各部分チェックののちご納車いたします。

☆当たり前の事ですが、一つお話を‥

レーサーまがいのメインテナンスを必要とする車両
古い車両 不動状態が長い車両は
本来の性能を引き出すまでに、かなりの情熱が必要となります。
(物理的&金銭面的にも‥)

ご予算に応じ整備させて頂きますが、
商売としては成り立つ時代ではございません。

良心的な、ドゥカティ・ビモータ取扱い店主は
男気が強く、頑固物で面倒を見る為なら自身の生活さえ
顧みず膨大な量の新品・中古部品を維持します。
昔は、本当に人格・仕事・家庭が備わった人物が
ドゥカティ/ビモータ ユーザーでしたから本音の話が出来ました。
何故なら
お客様も又、尊敬できる人物だから他なりません。

大変高価な、ベベル・F1・ビモータなど、
当時、医師、弁護士、会社経営者など、社会的地位がある人物しか、
購入・維持できないMCでした。
整備する我々さえ、触る事すら許されないMCでした‥

近年のドゥカティ・ビモータユーザーは、
ファッションとして、旧車をとらえている様にみうけます。
流行ですから、仕方ないのでしょうが‥
「カッコイイから」「ファッション性良いから」 では、すむ筈もありません。
元々は、やり遂げた者だけに、所有する事が許されるMCです。
稚拙な根拠では維持できません。

当社は、
「時代を共にしてきたから」
「旧車が好きだから」
請負ます。
しかし、理想と現実は違います!
特にイタリーの古い車両は1度に全ての整備をご推奨いたします。
「ばらしていると、経年劣化でどうしても全バラ交換部品多数の場合がございます」
「極論ですが、部分部品交換にて完治するのは日本車とドイツ車くらいです」

よく同時にカスタム依頼をお受けいたしますが、
まずはノーマルに戻す事が第一条件となります
当たり前ですが、
購入費用以外に、ノーマル状態に戻すには、
下手をすればポルシェやフェラーリの安物を買う金額がかかる場合があります。

例)bimota db1外装 
        1外装ペイント剥離 
        2クラック対策補修 
        3面出し
        4下地サフェサー 
        5面出し 
        6オールペイント(オリジナル類似色)
        7ライン入れ  (オリジナル同様)
        8フィッティングユガミ取り
当社 ご用達一流の塗装職人で50万円前後です。
文句無く良いできです。
カウルのみで、この価格、現行塗料使用の価格です。
当時色同様のラッカー塗料も選べますが、上記の2倍程の請求がきました。
上記は、あくまで業者としての値段です。

お安くもできますが、仕上がり・耐久性は、コストを下げる以上覚悟をお願いいたします。

オーナーとして、車両維持に辛い時もございます。
ですが日本には名車が多数存在します。
アートを所有する喜び・時代を伝える事のできるMCを
購入できる最後のチャンスかもしれません。
資本のある所へ、流れていきます‥無くなり手の届かない場所へと‥
  
生意気なことを書き誠に失礼とは思いますが、
何卒 日本のモーターリゼーション請け負う気持ちのあるオーナー様を
望むのは時代錯誤でしょうか。
オーナーの受け売りの知識が、粗悪な名車を生み、
整備士の技術が衰退している気がします。

国内の有名チューナー方々が伝えようとしても‥
流行がプライオリティの上を行き‥
誠に残念な結果になっております。

★本末転倒ですが‥
現代は、
350kmマシンが入手できる時代ではあります‥
古いと言いますが、
80年台のマシンは、200kmは到達します。
まずは、ノーマル完治状態を必ずお勧めいたします。

80年代マシンを、本来の性能に戻し230kmを心配なく出せる様に施すと‥
新型ドゥカティ デスモセデェッチ車両代くらい軽くかかる場合があります。
安く!カッコイイから‥などは通用する金額ではございません。
一つの事やりとげた人間に許される、選択です。
原油高等・生活不安・為替etc‥
物資のなかった昭和初期のほうが酷かったはずです‥
数字のパワーやブランド部品にとらわれず本当に良品をお勧めいたします。

強い文面で本当に申し訳ございませんが、
本物は人も物も問わず、価値観に向上心が求められる時代となっております。
格差社会が福祉にまで及んでいるからこそ、何事にも向上心(勉強)が必要とも思います。
それではご報告は、なるせでした。


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