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DUCATI 750F1 Archive

ビモータ db1 ドゥカティ 750F1 キャブレターのお話!

  • 2008-12-20 (土)

今晩は。なるせです。

前回のブログにてあまりにも長文になってしまった為、
新規にてこちらに移動いたしました!


bimota db1・DUCATI F1・F3・パンタ
★デロルト・カーブレターアドバイス★

R0010132.JPG
PAIOLI製 フューエル ポンプ・コック
今回のお題目は、カーブレターとなりますが、何故かフューエルコック画像?
実は意外と知られていない為、ご紹介したく思います。

基本的で恐縮ですが、
弊社も、他のドゥカティ・プロショップ様 同様、db1/750F1を新車時より見て参りましたが、db1/750F1はフューエルホースが長い為エアー混入しやすくフロートレベルが変化します。

走行時に頻繁に変わるのは当然としても、停車時にG・タンクへリターンします。
リターンした状態にて、フロート内のガスにて始動→走行→G・タンクより再呼び込みとなるのが普通ですが、大抵はフロートレベルが下がった状態のまま(再呼び込みが不適切)です。 オーナー様から見れば再発進で多少なりとも温まっているEgと思い込み、ワイドオープン・アクセルにて走行されていく場合があります。当然その状態ではガスが薄く、ヘッドは異常加熱し、温度差が出たケースはひとたまりもありません。慢性的にこういった使用をするとケース合わせ面よりオイル噴出し、最悪Egブローへと導きます。

前後バンクシリンダーフィンに熱特性の違いはございますが それ以前に、軽度でも熱害による ヘッドやケース吹き抜けなど、トラブル兆候個体が意外と多いのでは?
カーブレターSETの前に、最初にビモータ db1・ドゥカティ F1のフューエルコックによる燃圧とは如何なる物かをご理解頂きたく思います。


F・ポンプ全盛の時代に軽視された燃圧ですが、
デロルト/CRカーブレターは、自然落下による
燃圧で設計されたカーブレターです。

R0010143.JPG
自然落下の推奨燃圧は、約0.018~0.020kgが基準値です。
しかし燃圧計では中々この数字は出ません。
まして流速変化の激しいMC用ではなおさらの事です。
一般的に燃圧確保(ガスがきてるorきてない)の有無は、クリアータイプのフューエルホースを使用する事により確認を容易にします。
実は、ここから問題が発生しております…

上記理由で容易にしたはずの、クリアーホースが拍車をかけ悪い事態へと招きます。
なぜなら、フューエルコックの使用の考え方に違いがあるからです。

※モデル別、フューエル・コック※
☆パイオリ製 負圧式ポンプ・コック採用モデル☆
 bimota db1 (全モデル)
 左右負圧ポンプコック採用
 (2in1/F・インマニ検知式6φ/8φデリバリー)

 DUCATI 750F1 Ⅰ~Ⅱ型
        350~400F3・全モデル
 片側負圧ポンプコック採用
 (F・インマニ検知式6φ/8φデリバリー)

☆パイオリ製orBAP製、直接と負圧タイプが混在☆
 DUCATI 750F1-Ⅲ型   (8φデリバリー)
          モンジュイック(8φデリバリー)
          ラグナ・セカ  (8φデリバリー) 
          サンタモニカ (8φデリバリー)
          負圧インマニ検知式 6φ

☆ディーラー車・その他多数が直接タイプですが国内にて変更された固体も存在します。
☆平行物は、直接or負圧式が混在。(輸出国仕様違い)

日本で使用された個体は、殆ど直接コックに交換されました。
なぜなら、ダイヤフラム式負圧コックの劣化により、燃料が送らないトラブルが発生したからです。
全ての方ではありませんが、大多数の方はパイオリ製コックのダイヤフラムを、ON/OFF用と考えていたからです。

日本式負圧コックの考え方は、ON/OFFタイプです。
パイオリ負圧コック…
正式には負圧式・ポンプ・コックと、お覚え下さい。
ポンプの名のごとく燃料を押し出す(燃圧)を保つ働きを持っています。

負圧ポンプ・コック採用車両に直接コックに交換すると、燃圧が落ちます。
フロートレベルも下がります。
Eg始動も容易になり燃焼状態が良くなった感覚になります。
低中回転粋…良好?ですが、実はリーン状態維持の為です。
高回転になるとガス不足により熱害トラブル誘発。
中古のdb1・F1の定番、ケース・ヘッド面よりOIL吹き出しorEgブローなど。
上記の様な事態にならない為にも、正しい扱いを強く推奨いたします。

☆対策☆
国内では、永久欠品しているパイオリ負圧ポンプコックですが、海外にはまだございます。
しかし、円高の現在をもってしても高額な為、国内にて入手しやすい BAP製・直接コックにて燃圧を確保する方法をお伝えします。
H管にて繋ぐ方法です。
「簡単だ!」と、お声が聞こえてきそうですが、
シンメトリックさせF/Rに適切にフューエルをデリバリーする。
基本の燃圧を確保した上でカーブレター再SETして頂ければ、本来の性能を発揮します!

逆に、デメリットも多少ございます。
G・タンクより、カーブレターまでのエアー混入により 再呼び込みが甘い為、そちらの対策は タンク内に防爆材(バッフル・スポンジ)を入れて対処下さい。
走行後エアー噛み込みも、軽減します。
R0010133.JPG
防爆材(バッフル・スポンジ)
国内通常アフターパーツメーカー様にてお求め頂けます。


ご参考にご覧下さい。
86年式・db1 スタンダート 町乗り推奨仕様!
bimota純正パイオリ負圧ポンプ・コック使用
s-DSC06580.jpg
ガソリン残量です。
F・カーブレター→30cc
(現状のフロートレベル+ホース残量にて算出。)


s-DSC06584.jpg
ガソリン残量です。
R・カーブレター→40cc
(現状のフロートレベル+ホース残量にて算出。)
昔の仕様ですが、上記カーブレターセット+フル進角が、流行でした。
スロットルを開けると反応が速いため加速感があります。
アクセル・フルOFFにてシフトダウン/Egブレーキができる為、速く走っている雰囲気があり、ある意味楽しい仕様と考えられます。
逆にデメリットは、高速・町乗りなどでオーバーヒート気味になり、最悪はEgブローとなります。
上記車両もやはり、防爆材にて対処しているからEgに損傷がありませんでした。
db1の存在理由・意味を知る、オーナー様に出会えた素晴らしい個体です。


上記セットを、
db1本来の姿に戻しつつ現代に仕様変更します!
(気圧設定は、日本仕様です)

前後、約80ccにて再セッティングをします。
s-DSC06583.jpg
F・カーブレター→80cc
(現状のフロートレベル+ホース残量にて算出。)


s-DSC06587.jpg
R・カーブレター→80cc
(現状のフロートレベル+ホース残量にて算出。)
R・カーブレターセットを濃くする理由は、シリンダーの位置と形状によるものです。
プラグはSTD推奨、進角・バルタイをオーナーさま乗車状態にあわせてセットしていきます。
もちろん上記以上のファインチューンも可能ですが、何分古い車両です。基本操作が分かる方でないと調子を崩す可能性があります。


bimota db1・DUCATI 750F1・パンタ 
★ワンポイントアドバイス★

上記画像にてお分かりとは思いますが、
基本メインテナンスに使用するプラグは、必ず!純正、推奨品をご使用ください!
この年式の個体に、プラチナ・ イリジュウム プラグでは基本セットは出ません!
ノーマル完調に戻してから、VXやイリジュウムに交換・再カーブレターSETをお願いいたします。

本音を言いますと プラグ特性を変える場合は、
レギュレーター・バルブタイミング・パルシィング コイル クリアランス・点火時期・などを変更しなければなりません。

日本車でも、CRカーブレターを季節に合わせられる
チューナーが、信頼の証ともとれます。
昔はマイナスドライバー1本でエアースクリューを回し「ハイ!¥6000」などの時代がありました。
ですが…その意味はとても奥深いのです。

バブル時期を経過し、熟成に向かう日本です。
同調やフェールコックポンプのメインテナンスを、オーナー様自ら、手を入れてみる事をお勧めいたします。
完調にて、シャンシャン回る、
「我が愛機」を育てる過程が最高です!
弊社では、パイオリコックの確保以外にも、
永久欠品部品を開発中です!

そしてもう一つ、誠に恐縮ですが…
今回、ご紹介したポンプコックの圧力値設定・メンテは、
整備入庫車両のみ行います。
理由はオーナー様に可愛がって頂くためです。

ブログにて、整備アラカルトは退屈です。
長文にお付き合い頂き本当にありがとうございました!
ご報告はなるせでした。



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ドゥカティ 750F1 サンタモニカ

  • 2008-11-27 (木)

今晩は。にしひろです。

今日は、弊社在庫 !
    DUCATI 750F1 サンタモニカ
           ローリング シャシーのご紹介です。


s-DSC07557.jpg
正規村山モータース物 新車ワンオーナーとなります。
走行も3800kmのみ!ガレージ保管物でしたが…Egは固着しておりました…
全ての部品を改める為、全ての部分を総バラシを行い各パートに分けて再生を施します。
今回は季節的に塗膜に最適な、シャシー部分をご紹介いたします。
丁寧に純正塗装を剥離します。
その後、当為のベルリッキ純正ラッカー色を使用しますが、防腐目的にて現代の亜鉛コート・現代のサフェーサーを下地に施します。
s-DSC07558.jpg
今日、シャシー塗装が上りました。これから1~3ヶ月ほど塗膜が安定するまで、ジット我慢します。
画像シャシーの光沢が多すぎるのはその為となります。
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隅々まで塗装タレを確認しますが、当時のシャシー塗装がアバウトな所もあり、当時の雰囲気を優先します。

s-DSC07560.jpg
現行ドゥカティに勝るとも劣らないとても良い作りです。

s-DSC07561.jpg

ご紹介車両はヒストリック イベントなどに使用する為に製作されております。
必ずしも現行車両仕様とかけ離れている事を前提にご覧頂きます様お願い申し上げます。

ご報告はにしひろでした。


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DUCATI 750F1 ラグナセカ モデファイ

おはようございます。なるせです。

今日は、ドゥカティ 750F1 ラグナセカ のモデファイの、
ご報告を いたします。

s-DSC07259.jpg

オーナー様は、こよなくサーキットを愛される方です。
基本を大切に しっかり作り込みしていきます。
新車ワンオーナー車を ベースに、
原型をスポイルしないモデファイを施します。

オーナー様のご要望は、
コーナーリングスピードを上げたい」です。
基本的に古いマシンですのでセオリー通り、手前でブレーキ・速めのスロットオープンできる様にします。

選出された物は、マルケジーニ マグネシュウムホイールです。
過去に市販されていた物は細いサイズです。
こちらの仕様ですと通常カスタムレベルでとなりますので、
現行ラジアル仕様を前提に!!
フロントは350-17 リアは550-17!に変更します。

理由は、2次旋回時にワイドオープンさせる為です。
もちろん1次・2次共にプッシュアンダー対策も抜かりなく!
s-DSC07262.jpg
フロント仕様変更後。
マルケジーニ Magホイール 350-17を採用。
キャリパーは40㎜削りブレンボを採用。
キャリパーサポートは、PHMC製。
ローターはヤマハ TZ250用 280φ鋳鉄を採用。
ブレーキラインは速戦可能の現行MFJ回しにて対処します。
もちろんフォルチェラ F・フォークもチューニング済み!

s-DSC07260.jpg
リア仕様変更後。
マルケジーニ Magホイール 550-17 です。
もちろんブレーキも怠らずドゥカティ純正をSET UP!
キャリパーも現行ブレンボを採用します。
サスペンションは定番・廃盤?
オーリンズ フルアジャスタブルを採用!

正直この仕様ですとF1系はフロントスプロケット&スイングアームメタル(Eg側)が、
心配になります。思案した結果 以前にスリック・タイヤ仕様ドゥカティ 850F1作成時に施した同仕様へと変更します。

クランクケースを割る作業となりますが、
手間を惜しまず作業にとりかかります。
(誠に申し訳ございませんが、画像は割合させて頂きます)

s-DSC06914.jpg
反対側は、加工取付け済みです。
ニードルベアリングをご覧ください。
手前は、アウターレース圧入前の状態となります。

s-DSC06917.jpg
アウターレースと圧入用 SSTを製作してからの作業となります。

s-DSC06918.jpg
ベアリング装着状態です。
これで高負荷がかかってもクランク ケース歪みはおさえられます。
S・Aシャフトもマイクロピーニング後、ハードクロームメッキを施します。
もちろん見える部分に無粋な事は致しません…
F・スプロケット回りは、bimota db1 817CORSAと同仕様とします。
その後、サーキット走行に備えEg熱対策・クラッチ・ブレーキ強化などオリジナルを損なう事なく施工していきます。クラッチ ピストンは大容量31φにて熱害に対処します。
s-DSC07261.jpg
メインシャシーも同時にハクリ/再塗装しております。
もちろんマロッシもフルOHとなりトータルバランスでBESTを尽くします。

大変申し訳ございませんが、詳細部分にすぺしゃるが多く、画像点数が大変多くなる為、こちらにて終わりとさせていただきます!
ラグナセカくんは、岡山サーキット・鈴鹿を激走する為、
キャブセットを鈴鹿仕様へと変更し納車いたしました!
(東西でかなりかわります!)

ご紹介車両はヒストリック イベントなどに使用する為に製作されております。
必ずしも節度ある仕様とかけ離れている事を前提にご覧頂きます様お願い申し上げます。
ご報告はなるせでした。


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発掘3 ドゥカティ TT2 ヘッダーパイプ

  • 2008-09-13 (土)

こんにちは。 外商部あきです
原油引下げのおかげで
僅かですがガソリン代が安くみえます。
政権など目まぐるしく変わりますが
生活保全を願いたいものですね…

s-PAP_0005.jpg
お知り合いのお店にて!
ジャギュア Dタイプr

今日のご報告も前回に引き続き倉庫整理です!
私は部品しかも古い物はさらにわかりません‥
倉庫より携帯電話にて画像を送り、
確認をとりながらの作業です。
ブログネタに相応しい1品を探しまーす!

数々のえたいの知れない部品をかき分けた所‥
ありました!
この度の発掘品は~!
DUCATI  TT2 ヘッダーパイプです!
TT2-02.jpg
長期間、保存の為僅かですがサビがあります。
TT2-03.jpg
集合部も丁寧な作りです。
TT2-01.jpg

ダブルフランジ及びショートエキマニヘッダーが
TT2とTT1用の特徴との事です。
しかも大変珍しい ブラッククロームメッキです!
弊社HP TT2部品へのリンク です!


緊急速報!
イタリーbimota社より素敵なサプライズをいただきました!
私があまりにもdb1!db1!!と おネダリした為か?
bimotaクラシケパーツが到着予定です!!
詳細はおってご報告いたします!

乱文!無謀構成にて失礼いたします。
ご報告は外商部あきでした。



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