- 2008-11-09 (日)
こんにちは。にしひろです
今日は前回 db1 6速続編となります。

今回は 「消耗部品交換+α」編をご報告いたします。
やはりメインテナンスに飢えた個体です、
F/Rディスク ローターも使用限界を超えておりました。
上記理由によりディスクを弊社オリジナルに交換します。
先に、現状の数字をご覧ください。

このまま使用すると !
ローターの破断等を引き起こし大変危険です!

レコード溝も出来ており本来の性能は発揮できません。
ローター研磨により再使用が可能な場合もございますが定期的な点検が必備となります。
今回はレコード傷も深く、交換となりました。
こちらの個体に装着されていたディスクは、
後期型YB4用 6穴ローターです。
したがってビモータ YBシリーズのマルケジーニ17inc(ヤマハ用)を使用しており、ローター取付けは 6穴のはずですが、スペーサーで挟み3穴にて留めております。
db1シリーズは市販モデルはすべて5穴留めとなります。

DUAL製 susディスクローター220φへ交換します。
取付けは、ホイールのローター取付け部分を面出しを行いその後、ホイールに合わせ6穴ボルトにて取り付けます。
ボルトはやはりBOTTに相応しい当時物の新品を使用します。

ローターのクリアランス・オフセット共に、
美しくセットUP!!

これで、安心してRブレーキを使用できます。
画像にはありませんが、キャリパーブラケット内の
スリーブ及びベアリングも交換済みです。
ホイール カラーも17incホイールに
合わせて引き直します。
もちろん素材も厳選してお作り致しました。
db1 ワンポイント アドバイス
キャリパーブラケットは進行方向に向かって左右に3㎜程のねじり遊びがございます。
こちらを下手にリジット(現行マシン同等くらい)にすると、キャリパーサポート内のベアリングを傷めるばかりか下手をするとサポート自体を再使用できなくなる場合がございます。
Rスプロケット交換

画像から見ると分かりづらいのですが前々回 ご紹介したEg車両です。クランクケースよりドライブ側のスプロケットが飛び出し 変磨耗したドリブン スプロケットです。波打ち&チェーンが叩いた後が多数ありました。しかも他車種流用でしょうか、メナーニ7穴留め+6穴留めです…
当然スプロケ ダンパーはズタズタでしたので
DUAL製 メナーニ7穴ダンパーに交換します。

DUALオリジナル Rスプロケットに交換。
歯の尖り具合が目立っておりますが、
ドライブ側のフローティングマウントに合わせて低フリクション&高トルク仕様となっております。
ファイナルは、db1純正5速でSTD42丁を
6速T/Mに合わせて39丁とします。
(T/MのTOPギア比は5速・6速共に変わりません)
理由は、ドゥカティ純正 6速T/Mは 5速T/Mに比べ 1~5速までがローギアード・クロースレシオとなり、
各ギアで吹けきるのが速くなり シフトチェンジが忙しくなってしまいます。
加速/最高速の 両立を現実とする為、ファイナルギアレシオをハイギアード化する事により小気味良い加速を楽しんでいただくと共に、Hi・TOPギアの6速では、ファイナルレシオ39丁を採用する事により、
回転数600rpm相当 最高速も伸びると言う楽しい仕様となります。
元のスプロケットが縦変芯&左右フレの為 ビモータ刻印入りダンパーマウントプレートも変形しておりましたが 在庫の新品に交換します。

左側が交換前となります。 右側が完成状態です。
上記画像より見ても、どちらも変わりない様子ですが、
オーナー様は見違えるほど違いが感じて頂けます。
ビモータは類を見ないほど美しいモーターサイクルです。整備している我々ですらカウルを外して始めてMCと気づく存在感がございます。
美しいビモータと真剣に関わると人間性が問われ、
背筋が伸びる思いで弊社スタッフ全員が名車を正しく扱う義務に心地よさすら感じます。
ご報告はまだまだ続きます!続編をお楽しみに!
ご報告はにしひろでした。
ご覧頂き本当にありがとうございます!!

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