-- デュアルバランスのニュースブログ --
DUCATI 750F1 スターターモーター・トラブル
- 2009-05-24 (日)
- DUCATI 750F1 PHMC | にしひろ
今晩は。にしひろです。
今日のご報告は、整備編となります。
今回のKrankeさまはDUCATI 750F1 です。
ご依頼内容は、
「セルフスターターボタンを押しても、反応が無いんです…」です。

セルモーター始動不良で入庫となった
DUCATI 750F1 PHMCさまです
症状はと申しますと…
1)スターターボタンを押しても反応無し
通電OK
2)マグネチックスイッチの動作
作動OK
3)セルクラッチ・・ギアを入れ前進…
抵抗がない為、スターターモーター・セルクラッチを点検する事にしました

迅速に、バラシていきます…
ムムム!なんか細かい金属が 落ちています

順番通りスターターモーターから!
セルモーター単体での動作確認します。
…回転しません…

内部はと申しますと…
モーターが 焼損しておりました…

ベアリング受側も広がっており、ベアリング保持が不安です
上記症状では 一般的には リビルド不可能となります。
モーターケースに シム製作orベアリング・オーバーサイズ外径も可能ですが…

今回は、DUAL オリジナルチューニング済みの!
強化&ロング・ライフ仕様へと交換する事となりました。
モーターチューンは、ラジコン・EPマシンの世界では常識ですが…

取り付け時に、セルモーターコネクト(+)のラバーに
水抜き穴をあけ端子のサビ対策します。
引き続き、
セルクラッチ系を点検します。



フリーホイールコネクトフランジより、フリーホイルを外したところ
金蔵片がが出てきました。
この破片によりフリーホイルがロックしエンジン始動後も
モーターが回り続けたことが焼損の原因と思われます。

金蔵片は、ロックピースエキスパンダの先端部でした。
(パンタ系エンジンでは、良くあるトラブルです。)

フリーホイルは、点検済みリビルド品と交換します。
(黒く見えるのは オイル漬け保管の為です)


組み立て時に ピックアップコイルのギャップ、ギアポジションコントロールアームの点検調整もおこないます。
もちろん!ファインチューン&シフト感フィールUP 調整も施します。

基本的に 現代に続く コックドベルトLツインは、
とても 丈夫な Egです。
初期症状段階であれば、ブラシ交換のみで お安く仕上がります。 お近くの、
bimota正規ディーラー及びドゥカティ・プロショップさまに
ご相談を お願いいたします。
又、スターターモーターをフルOHした場合、出力測定します。
ご自身のリビルトスターターの主要諸元記録を
分かっていれば、愛機に なお一層の 愛着を感じられると思います。
※ご紹介車両は ヒストリック イベントなど使用する為に 製作されております。
※時代にあった 仕様とかけ離れている事を前提に ご覧頂きます様お願い申し上げます。
※又、近年部品供給が無い現状において、時間も手間もかかり、商用になりえる物ではございません。
db1・750F1が好きだから!時代を共にしてきたから!行っている作業となります。
ご報告は、にしひろでした。

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